2010年10月29日金曜日

米財務長官、住宅金融システム改革を要請へ=議会証言原稿

 [ワシントン 22日 ロイター] ガイトナー米財務長官は、23日の議会証言で、米住宅金融システムの改革を求め、政府保証を明確に定義し、リスクはそれに応じて織り込まれるべきとの見解を示す見通し。
 同長官は23日、下院金融委員会で住宅金融の将来について証言する。
 長官は、証言の準備原稿の中で「民間の利益は公的保護の下ではも
はや支えられない。資本基準は引き上げられる必要があり、リスクを過剰に取る行為は適切に抑制されなければならない」と指摘した。
 ロイターが22日、準備原稿のコピーを入手した。
 ポールソン前財務長官は2008年に、米住宅ローン全体の約半分を保有または保証している連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)<FNM.N>と連邦住宅貸付抵当公社(
フレディマック)<FRE.N>を事実上、国有化した。
 ガイトナー長官は、住宅金融システム改革は、住宅ローンが広く利用可能なことを確実にし、手ごろな価格の住宅や、消費者保護、金融安定の促進を目指さなければならない、との見解を示した。
 また、ファニーメイとフレディマックが準政府機関であるという認識は間違いだったことが判明したものの
、新たなシステムへの移行期間の両社への政府支援に関して「不透明性があってはならない」と指摘した。

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引用元:RMTなら迷わずN.E.W!RMT

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